ヨーロッパには各国多種多様の観光名所が目白押しだ。
フランス:モンサンミシェル、凱旋門,エッフェル塔、ベッルサイユ宮殿、城壁に囲まれた街カルカソンヌ
イギリス:ストーンヘッジ、ロンドン塔、セント・ポール大聖堂、ロングリートの巨大迷路
イタリア:アマルフィ、青の洞窟,ピサの斜塔、リオマッジョレ
ドイツ:ノイシュヴァンシュタイン城、ケルン大聖堂、ローテンブルク
フィンランド:ヘルシンキ大聖堂、テンベリアウキオ教会、スオメンリンナの要塞、サンタクロース村、ムーミンワールド
チェコ:聖ビート教会、ロブコヴィツ宮殿、ムハ博物館
スイス:マッターホルン、モンブラン、中央スイスアルプス
スペイン:サグラダ・ファミリア、アルハンブラ宮殿、古都トレド、スペイン広場、セビリア大聖堂
ヨーロッパと一言で言っても、さすがに範囲が広大なので、ざっと思いつくだけでもキリがないくらい観光名所がある。
中でも人気はフランスのモンサンミシェルや凱旋門、エッフェル塔やベルサイユ宮殿など、フランスに人気が集中するのもうなづけるところだ。
そこで、こちらではフランスを中心に、ヨーロッパの観光名所をいくつかご紹介することにする。
モンサンミシェル(フランス)
ノルマンディ地方のサン・マロ湾に浮かぶ小島に城を建て、全体を城の島にしてしまうという大胆な発想の構造体である。
1979年には世界文化遺産に登録された。
モンサンミシェルの特徴は、なんといっても潮の満ち引きによってできる自然の橋だろう。
サン・マロ湾は世界でも有数の潮の満ち引きが激しい湾で有名で、その高低差は実に15メートルにものぼる。
普段は陸地からモンサン・ミシェロに渡るには船が必要だが、干潮時には陸地から徒歩で渡る事ができる。
太陽が沈む頃には写真のような幻想的な光景が望め、干潮時とマッチングするとなんともいえない神秘的な情景となる。
凱旋門(フランス)
エトワール凱旋門は、1806年、ナポレオン・ボナパルトの命令によって建造されたパリを代表する建造物である。(1836年完成)
競馬では「凱旋門賞」という世界でもトップクラスのG1レースが行われる事で有名だ。
ベルサイユ宮殿(フランス)
ベルサイユ宮殿(ヴェルサイユ宮殿)は、1682年、フランス国王のルイ14世が建てた建造物で、1787年~1799年にかけて起こったナポレオンらによるフランス革命まで、時の王が君臨する絶対的権力の象徴として崇められていた。
ベルサイユ宮殿は時の国王や、かのナポレオンなど、登場人物に華があり、幾度となくドラマや映画など、幅広い分野で後世に伝えられた。
第一次世界大戦において、対戦国であるドイツとの講和条約「ベルサイユ条約」の調印式が行われた場所でもある。
バロック建築の代表作でもあり、1979年、ユネスコの世界文化遺産に登録される。
エッフェル塔(フランス)
エッフェル塔は、1889年にパリで開催された万国博覧会の象徴として建造された塔である。
万国博覧会は、フランス革命100周年という記念すべき行事で、エッフェル塔の建設には特に国家の威信をかけられるものとなった。
万国博覧会後は取り壊される予定だったが、その後軍事用無線電波基地として利用される事となり、終戦後はパリの象徴としての存在価値が高まり、現在までに至っている。
1991年、エッフェル塔を含めた周辺地域が、世界遺産として登録された。