アジア2

アンコールワット(カンボジア)

アンコールワット
アンコールワットは1150年頃、ヒンズー教の寺院として建設された。
1992年に世界遺産として登録される。
壁には「デバター」と呼ばれる女性像が描かれており、歴史的情緒が堪能できる。
アンコールワットは、1860年にフランスの植物学者の発見されるまで、400年以上人目に触れる事なくジャングルに放置されていた。

カトマンズの渓谷(ネパール)

カトマンズの渓谷
カトマンズの渓谷は、ネパールの首都「カトマンズ」にある盆地である。
カトマンズ周辺は急激な都市化や、建物の老朽化が進み、そういった影響もあってカトマンズにあるヒンズー教建築物や、宗教建造物など、世界遺産として登録されている。

タージマハル(インド)

タージマハル
タージマハルは1632年、ムガル帝国第五代皇帝の「ジャー・シャーハーン」が、36才という若さで亡くなった王妃「ムスターズ・マハル」の為に建設した建造物で、1648年に完成した。
高さ60メートルの壮大なスケールに加え、360度どの角度から見ても見え方が同じという特徴がある。
1983年にユネスコの世界文化遺産に登録され、2007年には新世界七不思議に選出された。

カッパドキア(トルコ)

カッパドキア
カッパドキアはアナトリア高原の火山によって齎された地形である。
古代噴火によって堆積した火山灰や岩などが、長い年月をかけて浸食してできたものだ。
位置的には、トルコの首都アンカラの南東付近で、1985年、ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群が、ユネスコの世界複合遺産として登録された。
尚、トルコは様々な誤解を持たれる国なので念のため付け加える。
まず一つ目に、トルコはヨーロッパなのかアジアなのか?という疑問だ。
地理的には国土の95%、人工的にも全人口の95%がともにアジアであり、完全にアジアという見方が強い。
ただし、トルコ最大の経済都市、イスタンブールの一部がヨーロッパに跨っている事や、国をあげてEUに加盟したがっている事などから、時としてヨーロッパとして扱われる場合もある。
サッカーやバレーボールなど、スポーツではヨーロッパとして出る事もあれば、アジアとして出場する事があるのはこの為だ。
二つ目に、トルコの首都をイスタンブール(イスタンブル)と勘違いする人が多いが、トルコの首都は「アンカラ」である。
人口はイスタンブルの方がアンカラより3倍近い人口を占めている。