ヨーロッパ続編

前のページではフランスの名所を紹介したが、こちらではフランス以外のヨーロッパ各国の観光名所をご紹介する。

ベルリン大聖堂(ドイツ)

ベルリン大聖堂
内部がドーム状の大聖堂で、1465年に最初は教会として建てられたが、第二次世界大戦中(1944年)に大空襲で大破した。
その後、1993年に修復され、現在の姿を取り戻している。
ベルリン大聖堂の最大の特徴は、ドーム型の内部構造にあり、高さは実に114メートル、270段もの階段があり、のぼりきるとベルリンを一望できる絶景を堪能できる。

ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)

ノイシュヴァンシュタイン城
ノイシュヴァンシュタイン城は1869年、ドイツのバイエルン州に時の王であるルートヴィヒ2世によって建てられた。
余談だが、ルートヴィヒ2世は精神病を理由に王の座を廃位に追い込まれたという説があるが、1866年、プロイセンとの戦争における講和条約の為の支払い義務を免れる為の偽装工作だったという噂もある。
尚、2005年に開園した
香港ディズニーランドの「眠れる森の美女の城」のモデルとしても有名である。

ストーンヘッジ(イギリス)

 ストーンヘッジ
ストーンヘッジは、紀元前2500年~紀元前2000年に建造されたと考えられている、直径30メートルの円形状のストーンサークルである。
円形状に囲まれた巨大石柱の中に、最大で50トンにも及ぶ巨大なサーセン・ストーンが並べられている。
ストーンヘッジには多くの謎が残されており、まずこれほど太古の時代にどうやってこれだけの巨大な石を運んだのか?誰が何の目的で建てたのか?などである。
一つ一つの石は、高さ4メートル~7メートル、重量は4メートル級の石でさえ25トン、最大級では50トンにも上り、石材の移動方法に大きな疑問が残るのだ。
この辺はピラミッドの謎と同類である。
近接するエーヴベリーの遺跡群とともに、1986年、ユネスコの世界遺産に登録された。

古都トレド(スペイン)

古都トレド
古都トレドは、トレド大聖堂(下の写真)を中心に街全体が世界遺産に登録されており、街全体が博物館と言われるスペインの観光名所だ。
トレド大聖堂
トレドは、415年~711年、フランス南部からイベリア半島を支配したゲルマン系王国である「西ゴート王国」時代、首都として栄えた。いわゆるゲルマン民族の大移動である。
※首都となったのは560年
1986年、トレド大聖堂をはじめ、街全体がユネスコの世界文化遺産に登録された。

パルテノン神殿(ギリシャ)

パルテノン神殿
パルテノン神殿は、紀元前490年、アテナイの標高海抜150メートルに位置するアクロポリスの丘に建てられた神殿である。
アテネの守護神、「アテナ女神」の聖域とされたものだ。
神殿内には、アテナ・ニケ神殿、アテナ古神殿、アアテナ・ブロマコスの像、アルテミス・ブラウロニアの聖所など、見どころ満載だ。